次世代寒冷地向けビル用エアコン「フレックスマルチ 寒さ知らず」 冷暖切換型TNシリーズ 10月出荷開始、冷暖同時型TNXシリーズ 2023年1月出荷開始予定
フレックスマルチ 新シリーズに寒冷地向けの2つのシリーズが誕生しました
- Sep. 01, 2022
- Commercial Air Conditioning & Refrigeration
- Japan
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社(本社:東京都港区、CEO:秋山勝司)は、このたび、寒冷地向けのビル用マルチエアコン「フレックスマルチ 寒さ知らず」 冷暖切換型TNシリーズを10月より出荷を開始します。本製品は本年4月に出荷開始したフレックスマルチ新シリーズの寒冷地向けのシリーズであり、高い暖房性能と省エネ性を実現しました。
また、基本モジュール容量を8、10、12、14、16馬力に拡大し、最大36HPまで組み合わせ可能。従来型と比べて単体ユニットの容量を拡大したことで、コンパクトに設置することが可能となり、室外ユニット間の接続工事も不要となりました。
冷暖同時型のTNXシリーズは2023年1月出荷開始を予定しています。
私ども日立ジョンソンコントロールズ空調はマーケットニーズに応える製品を開発し、製品化することで社会課題解決の一助を担い、サステナブルな社会の実現に貢献して参ります。
【製品概要と特長】
・低外気温でも高い暖房性能を発揮
・全モデル 省エネルギー法2015年度基準値クリア※
・全モデル グリーン購入法基準値クリア※
※対象製品は冷房能力が50.4kW以下の空冷式冷房・暖房兼用のもの(組み合わせ機種は対象外)
・すばやい暖房立ち上がりを実現
「寒さ知らず」シリーズは高い暖房立ち上がり性能で、寒い冬の朝も快適な室内環境を提供します。
・系統別交互除霜機能で室温低下を抑制
連絡配線(H-LINKⅡ)に接続された2つの冷媒系統のうち、1つが除霜準備または除霜中の場合、除霜運転が終了するまでもう1つの冷媒系統は除霜運転を行わず、2つの冷媒系統が同時に除霜運転となることを防止します。同一フロアに2系統の空調システムがある場合に、室温低下を抑制できます。
・省エネ技術を結集し、電力の消費を大幅に低減
送風機・熱交換器・圧縮機の性能向上や圧縮機制御の改良により、年間の消費電力量を大幅に低減しました。また、電力使用量の低減により、CO2 の排出量を大幅に低減。より環境負荷を抑えた製品としました。
・近距離通信NFC機能を新搭載
専用アプリを起動したスマートフォンで室外機にタッチするだけで、製品サービスカバーを開けることなく室外ユニットの運転状況や試運転データの入手が可能です。
・最大配管長は相当長225メートルまで延長
サービス性も向上。施工性も大幅に拡大しました。
・exiidaとのコネクティッドによる、遠隔監視や予兆診断なども可能。(従来通り)
製品ラインアップ・仕様
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